鼻うがいってどうして痛くないの?

「なんで魚の鼻に水が入っても痛くならないんだろう?」
「魚、すごっ?!」
小さい頃に水中で泳ぐ魚の様子を眺めながらよくそう思ったものです。
当時は思わず、鼻で水を吸い込んだり。※流石に好奇心あっても鼻で水を吸い込んでみる勇気はなかったです。でも、水泳の授業で時々思わず鼻に水が入ってしまったら凄く痛く感じて嫌な思いをしたものです。
大人になって改めて 色々調べていくと、次のようなことが分かりました。
”魚は様々な水中に生息しており、それぞれの水中に適応した
体液(塩分 濃度)を持っていることから、魚の鼻に水が入ったと しても体液との塩分濃度が同じであるため痛みを感じない”
「魚、すごっ!?(2回目)」
改めてそう感じました。
ちなみに、魚が水中で目を開けたままでいられるのもなぜだろうと調べたところ
”常に水中で生活しているため、目の表面が潤っており
まばたきはしない。まばたきをする必要がないので痛い感覚もない”
だそうです。

水中に適用できるように身体のしくみも上手く作られるんですね。
では、人間の鼻に水が入ると痛いのはなぜ?
これは、人間の持つ血液や涙などの体液の塩分濃度は水道水やプールなどの水と異なるため、 鼻に水が入ると体液と塩分濃度の差から浸透圧が変化し、鼻の粘膜に刺激を与えてしまい痛みを感じてしまうのだそうです。

「え、じゃあ、花粉症の時期とかに聞く鼻うがいって何?」
「鼻うがい、抵抗あるんやけど?」
「鼻に水通すとか痛いに決まってるやん?」
ってなります。世の中に出ている一般的な鼻うがいは、適切な食塩水を使用することで体液に近い塩分濃度の液体で鼻を洗うことになるため、 鼻の粘膜を保護し、炎症や異物を洗い流せるようになっているようです。

nicojaで販売している鼻洗浄器「ハナオート/ハナオートDX」
は食卓塩か付属のソルトミントで簡単に適切な鼻洗浄用食塩水を作ることができます。

また、手動式では難しかった”一定の水圧で鼻洗浄する”ことが誰でもスイッチひとつで操作できるようになっています。お好みに合わせて3段階で水圧を調整できます。
私も花粉の辛い時期や風邪気味の体調の時にこのハナオートを使用してスッキリしています!
鼻洗浄に抵抗ある方もこの記事を読んで鼻洗浄に少しでも興味を持っていただけると幸いです。


記事監修者

日光精器株式会社開発部執行役員 上村 明
低周波治療器や鼻うがい器の実践的な情報を選りすぐり掲載しました。具体的な使い方やメリットをわかりやすく紹介しています。
少しでもお悩みを解決するためのご参考になりますと幸いです。
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