花粉による肌荒れや肌のかゆみ


花粉シーズンに入り飛散量が多い日々が続いていますが、体調はいかがでしょうか。
2025年の飛散量は多くの地域で例年並みまたはそれ以上と予測されています。
3月25日現在、西日本や東日本ではヒノキ花粉のピーク時期に入っており、4月上旬まで続くと見込まれています。

花粉による不調
花粉により多くの人が鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどに悩まされているのではないでしょうか。鼻づまりにより寝つきが悪くなったり自律神経が乱れたりと、花粉は身体的・精神的にも様々な健康被害を引き起こすことがあります。
花粉症の自覚がない方でも、肌がかゆいといった症状はないでしょうか?
乾燥する時期を過ぎたこの時期になぜか肌が荒れるという場合は、花粉が原因かもしれません。特に敏感肌やアトピー性皮膚炎の方は、花粉が肌に付着するとかゆみや赤み、湿疹が出ることがあります。
花粉皮膚炎かも?
花粉皮膚炎は花粉が皮膚に付着することで起こるアレルギー性の皮膚炎です。
花粉が皮膚に直接接触することが原因と言われており、特に肌のバリア機能が低下している状態では花粉が強い刺激となります。肌が露出しやすい顔や首を中心に生じます。 花粉抗原は普通は皮膚内に侵入できないのですが、バリア機能が衰えていると侵入してしまいます。アトピー性皮膚炎の方はバリア機能が弱いため症状が現れやすいと考えられています。
また、鼻をかみ過ぎて鼻の周りのバリア機能が低下したり、花粉を予防するために付けたマスクによって刺激され肌が敏感になったりというケースもあります。

症状
肌の乾燥を感じる、赤みが出る、チリチリとくすぐったいようなかゆみを感じるなどです。ジクジクとした重い症状にはならず、乾燥やかゆみから始まり湿疹やかさつき、乾燥気味な皮膚となるのが特徴的です。花粉が付着しやすい瞼や頬、首などに発症しやすいです。アレルギー性結膜炎や眼瞼炎を伴うことや基礎化粧品などがしみることもあります。

なりやすい人
バリア機能が低下し敏感になった皮膚で起こりやすいため、アトピー性皮膚炎や乾燥肌の人がなりやすいです。また、ゴルフ場など花粉が多い場所によく居る人、勤務されている人も発症しやすいです。

治療法
ステロイドを塗る、抗アレルギー薬を飲むなどで治療します。また、薬と並行してスキンケアも重要になってきます。

対策
①花粉の接触を減らす
花粉の付着が原因なため、できるだけ花粉に触れないような服装を心がけ、メガネやマスクを着用しましょう。
②家に花粉を入れない
外出すると服や髪に花粉が付いているため、帰宅後は花粉を払い落としたり、髪が肌に付かないように注意しましょう。また、花粉が多い日は洗濯物を外に干さない、窓を開けない、空気洗浄機を使用するなどの対策も行いましょう。

③バリア機能を維持する
どれだけ花粉の付着を避けようとしても全く触れないことは不可能です。また、鼻をかむ際のティッシュやマスクによる摩擦などが刺激になることもあります。そのため、スキンケアで肌のバリア機能を維持し、炎症を起こさない皮膚をつくることが重要です。
ですが、洗顔時に花粉を落とそうと顔をこすりすぎると逆効果になるため、注意が必要です。クレンジングは肌への負担が少ないものを選び、洗顔はよく泡立ててやさしく洗います。できるだけ刺激がないように化粧水や乳液、クリームでも保湿を行います。こすらずやさしく肌になじませるようにしましょう。


おすすめグッズ
花粉だけでなく黄砂なども飛び、肌はマスクや様々な要因で荒れてしまうため、肌を健康に保つことがとても大切です。保湿をする時はできるだけ肌への刺激を避けたいため、肌に触れずにしっかりと保湿ができるフェイススチーマーを使用することがおすすめです。


nicojaのフェイススチーマーは温かいスチームと化粧水のミストが同時に噴霧できる機能があります。化粧水ミストが冷たいと感じる冬場や、できるだけ短時間で行いたい方にもおすすめの機能です。

肌に浸透しやすい極小サイズのミストが噴霧されます。
おすすめの使い方
初めに温スチームモードで毛穴を開きます。メイクを落とす前に使用するとメイクが落としやすくなります。クレンジングと洗顔を優しく行い、ミストモードでたっぷりと保湿を行います。
商品ページには詳しく説明がありますので、是非ご覧ください。


空気中に様々な浮遊物があり肌荒れを起こしやすい季節ですが、日々入念な保湿を行い健康な肌を維持しましょう!
記事監修者

日光精器株式会社開発部執行役員 上村 明
低周波治療器や鼻うがい器の実践的な情報を選りすぐり掲載しました。具体的な使い方やメリットをわかりやすく紹介しています。
少しでもお悩みを解決するためのご参考になりますと幸いです。
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