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鼻うがいのコツとは?正しいやり方やメリットについても徹底解説

鼻うがい

鼻の奥をしっかりと洗浄する鼻うがいは、風邪や花粉症の予防や症状の軽減に効果的です。

また、鼻うがいのコツを把握しておくことで、鼻うがいの効果を最大限に発揮させることにつながります。

本記事では、鼻うがいのコツについて紹介します。

他にも「鼻うがいの正しいやり方」や「鼻うがいのメリット」についても解説していきます。

ぜひこの記事を参考にして、鼻うがいのコツについて理解を深めてみてください。

鼻うがいとは?

方法

鼻うがいとは、鼻洗浄とも称され、口で行う通常のうがいとは異なり、鼻腔に洗浄液や生理食塩水を入れて埃やウイルス、細菌、花粉などを除去する手法です。

普段、鼻が詰まると鼻をかむことで対処していますが、それだけでは粘り気のある鼻水や細菌、ウイルス、さらには膿を完全に取り除くのが難しい場合があります。

しかし、鼻うがいを取り入れることで、鼻の奥に残る不要物や鼻水をきれいに洗い流し、鼻腔を潤して乾燥を防ぐ効果が期待されます。

鼻うがいのコツ

コツ

鼻うがいのコツについては、以下の4つが挙げられます。

  • 鼻うがいは1日1〜3回
  • 朝と夜に鼻うがいをする
  • 使用頻度や使用年齢を守る
  • 洗浄液には生理食塩水を使う

それぞれのコツについて解説していきます。

鼻うがいは1日1〜3回

基本的に、鼻うがいは毎日行っても問題ありませんが、鼻うがいは1日1〜3回以内にして、やりすぎに注意が必要です。

鼻の粘膜には、ウイルスや花粉などの異物が体内に直接入るのを防ぐフィルターのような働きがありますが、1日に何度も鼻うがいを行うと、フィルターの役割をする鼻の粘膜を傷つけてしまう可能性があります。

このように、鼻うがいのしすぎは逆効果となるので、1日1〜3回程度を目安として、鼻うがいのしすぎには注意しましょう。

朝と夜に鼻うがいをする

うがいを行うのに効果的なタイミングとしては、朝起きた直後と帰宅後がおすすめです。

朝一番にうがいをすることで、睡眠中に体内に入り込んだホコリや汚れを取り除くことができます。

また、帰宅後に実施することで、日中に付着した汚れをすっきりと洗い流すことが期待できます。

特に朝や夜は、唾液の分泌が減少し、喉が乾燥しやすくなっているので、うがいによって適切に潤いを与えることが重要です。

もし1日3回のうがいを行う場合は、朝の起床時、帰宅時、そして就寝前に行うようにしましょう。

使用頻度や使用年齢を守る

鼻うがいをする際には、使用する商品の使用頻度や使用年齢を守るようにしましょう。

鼻うがい用の商品には、ボトルタイプやスプレータイプ、電動式のもの、さらには子どもが使いやすい設計のものなど、さまざまな種類があります。

それぞれの製品によって、有効成分や使用方法、適用年齢が異なり、特に子どもや高齢者には使用が推奨されていないものもあります。

そのため、購入や使用の際には、必ず製品の説明書を確認し、適切な用量と使用方法を守ることが重要です。

洗浄液には生理食塩水を使う

鼻に水が入ったときにツーンとした痛みを感じるのは、水と鼻腔内の粘膜に存在する鼻水の浸透圧の差が原因になるので、鼻うがいの際には生理食塩水を使いましょう。

水道水を直接鼻に注入すると、痛みを感じたり粘膜に刺激を与えたりする恐れがあります。

人間の体液の塩分濃度は約0.9%であるため、これに合わせた生理食塩水を使うことで、浸透圧を体液に近づけ、刺激を和らげることが可能です。

鼻うがいの正しいやり方

医者

鼻うがいの正しいやり方については、以下の4つが挙げられます。

  • 洗浄液の準備
  • 洗浄液を鼻に流し込む
  • 反対側の鼻から洗浄液を排出する
  • 残った洗浄液を鼻や口から出す

それぞれのやり方について解説していきます。

洗浄液の準備

まずは、洗浄液の準備をしましょう。

市販の生理食塩水を使うことも可能ですが、家庭でも水と塩があれば簡単に作ることができます。

500mlの水を沸騰させてから、約40℃に冷ました後に、塩を5g(小さじ1杯)加え、完全に溶けるまでよく混ぜれば洗浄液の完成です。

しかし、作った洗浄液は雑菌が繁殖しやすいので、常温で長時間置かないようにしましょう。

また、使い切れなかった場合は保存せず、すぐに処分するように注意が必要です。

洗浄液を鼻に流し込む

次に、容器に洗浄液を入れたら、少し前傾姿勢をとり、「あー」と声を出しながら、ゆっくりと鼻に洗浄液を注ぎましょう。

顔を上に向けた状態で洗浄液を使用すると、耳に流れ込んでしまい、中耳炎を引き起こす可能性があるので、必ず前屈みの姿勢を保ちながら鼻うがいを行うようにしてください。

また、洗浄液を急に強い力で注ぐと、耳に入ってしまったり、鼻の粘膜を傷つける恐れもあるため、慎重に行うことが重要です。

反対側の鼻から洗浄液を排出する

洗浄液を鼻に入れた後、もう片方の鼻の穴から排出するのが理想的です。

万が一、口から出てしまっても問題はありませんが、飲み込まないように注意が必要です。

片方の鼻の穴から液体を出すのが難しい場合は、同じ側の鼻の穴からゆっくりと排出してください。

残った洗浄液を鼻や口から出す

鼻うがい後は、顔を傾けて鼻腔内に残った洗浄液をしっかりと流し出しましょう。

鼻を強くかまず、優しく押し出すようにして残った液体を取り除きます。

万が一、洗浄液が鼻腔内に留まってしまうと、後々中耳炎を引き起こす可能性があるので、しっかりと洗浄液を取り除くことが重要です。

鼻うがいのメリット

メリット

鼻うがいのメリットについては、以下の3つが挙げられます。

  • アレルギー対策になる
  • 感染予防になる
  • 副鼻腔炎の症状を緩和できる

それぞれのメリットについて解説していきます。

アレルギー対策になる

鼻うがいは、花粉症やアレルギー性鼻炎の緩和に効果的な方法だといわれています。

アレルギー反応を引き起こす花粉やハウスダストなどが、鼻の内部や鼻毛に付着することがありますが、鼻うがいをすることでそれらをしっかり洗い流すことができます。

このように、鼻うがいによって、鼻腔内のアレルギー物質を取り除き、症状の改善が期待できます。

感染予防になる

鼻呼吸は、鼻毛や鼻腔の粘膜がフィルターとして機能し、埃やウイルス、花粉などの異物が体内に入り込むのを防ぐ大切な役割があります。

しかし、鼻が詰まってしまうと、口での呼吸が増え、鼻を通さないことでウイルスや細菌が直接喉や肺に侵入しやすくなり、風邪やインフルエンザのリスクが高まります。

鼻うがいを行うことで、鼻の粘膜や上咽頭部に付着したウイルスや細菌などの感染源を洗い流すことができ、鼻の本来の働きを手助けします。

さらに、鼻づまりも解消され、再び鼻呼吸が可能になるため、風邪やインフルエンザの予防が期待できます。

副鼻腔炎の症状を緩和できる

鼻うがいをすることによって、副鼻腔炎の症状を緩和する効果が期待できます。

副鼻腔炎は、鼻や顔の骨の中にある副鼻腔という空間に炎症や膿がたまることによって引き起こされる病気です。

症状には、鼻水や鼻づまり、頭痛、さらには発熱などが現れることがあります。

副鼻腔炎の主な原因としては、アレルギー反応や細菌感染が挙げられますが、対策としては、鼻うがいが効果的だといわれています。

鼻うがいをすることで、副鼻腔内の不純物を直接洗い流し、症状の予防や緩和に役立てることができます。

特に、頭痛や目の奥に感じる痛みなどの不快な症状を和らげるためにも、鼻うがいが有効とされています。

ハナオート

鼻うがいを行う際の注意点

注意点

鼻うがいを行う際の注意点については、以下の3つが挙げられます。

  • 鼻うがいの最中は唾液や洗浄水を飲み込まない
  • 洗浄液を適切な濃度と温度にする
  • 鼻うがいをやりすぎない

それぞれの注意点について解説していきます。

鼻うがいの最中は唾液や洗浄水を飲み込まない

鼻うがいを行う際は、唾液や鼻洗浄に使う水が誤って体内に入らないよう、十分に注意することが大切です。

鼻に生理食塩水をゆっくり注ぐ過程で、うっかり飲み込んでしまうと、耳の奥にある耳管へ水が流れ込み、中耳炎を引き起こす可能性があります。

さらに、鼻の中に残った水分を強く鼻をかむことで外に出そうとすると、これもまた中耳炎を誘発しやすくなるため、慎重に行うようにしましょう。

洗浄液を適切な濃度と温度にする

鼻うがいを行う際には、適切な塩分濃度と温度を確保することが重要です。

塩の量と水の温度をしっかりと調整することで、鼻の粘膜に対する不快な刺激を和らげることができます。

特に、冷たすぎる水や塩分濃度の高い液体は、粘膜に強い刺激を与えてしまうので、避けるようにしましょう。

冷たい水は耳管に刺激を与え、耳に不快感をもたらす恐れがあります。

さらに、温度が適切でないと耳の内圧に変化が生じ、水が耳に入りやすくなるリスクが高まります。

このように、鼻うがいに使う水や生理食塩水は、36〜38℃の体温に近い温度に温めて使用することで、鼻や耳への刺激を最小限に抑え、快適な鼻うがいが可能になります。

鼻うがいをやりすぎない

鼻うがいをやりすぎてしまうと、鼻の粘膜を傷つけるリスクがあるので、過度に行わないように注意が必要です。

過剰に行うと逆に悪影響を及ぼす可能性があるので、1日に行う回数は最大でも3回程度に抑えるのが理想的です。

さらに、鼻や喉に急性の炎症がある際には、鼻うがいがその炎症を悪化させることがあるので注意が必要です。

もし鼻うがい後に炎症が悪化した場合は、早めに耳鼻科の専門医に相談し、適切な治療を受けるようにしましょう。

鼻うがいならnicojaのハナオートDXがおすすめ

鼻うがい

メーカー 日光精器株式会社
生産国 日本
タンク容量 380ml
サイズ 高さ152mmx幅64mmx奥行130mm(ノズル取り外し時)
質量 260g(電池除く)※ロングノズル取り付け
防水型 日常生活防水(防雨型)IPX3相当
付属品 計量スプーン、ノズルセット、お試し用洗浄剤(ソルトミント)10包
ソルトミント成分 塩化ナトリウム、メントール、ペパーミント
医療機器区分 一般医療機器

ハナオートDXとは、電動温水流で鼻孔内の花粉やハウスダストを洗い流し、鼻の不快感を和らげることができる電動鼻用洗浄器です。

一定の水流でスムーズに洗浄ができるので、初めての方でも安心して使うことができます。

具体的なハナオートDXの特徴については、以下の4つが挙げられます。

  • 電動式で簡単に鼻うがいができる
  • 水圧が選べる
  • 大容量でしっかり洗える
  • 日本製なので安心して使える

それぞれの特徴について解説していきます。

電動式で簡単に鼻うがいができる

ハナオートDXは、タンクに付属のスプーン1杯分の食塩と40℃以下のぬるま湯を入れ、ノズルを片方の鼻にセットしてボタンを押すだけで簡単に洗浄を始めることができます。

3分ほどで両方の鼻をすっきりと洗い流せるのが特徴です。

また、電動式ならではの安定した水流が一定の水圧で優しく鼻腔を洗うので、鼻の奥まで通っても痛みを感じることなく使用できるのもメリットといえます。

水圧が選べる

ハナオートDXは、水圧を「弱」「中」「強」の三段階から選べるので、一人ひとりに適した強さを設定できます。

特に、鼻うがいが初めての方や年配の方、お子様には、低めの水圧がおすすめです。

慣れてきたら、中程度の水圧に調整することで、より効果的な洗浄が期待できます。

さらに、1分経過すると自動で停止するタイマー機能がついており、過度に洗浄しすぎてしまうリスクを抑えることも可能です。

大容量でしっかり洗える

ハナオートDXは、380mlという大容量のタンクを備えており、花粉が多い時期に頻繁に使用したい方や、副鼻腔までしっかりと洗浄したい方におすすめです。

また、50cmのロングノズルが付属しており、タンクを固定したままノズルを自由に動かせるので、操作がしやすいのが特徴です。

さらに、好みに応じて使い分けができるよう、本体に直結したショートノズルもセットになっています。

日本製なので安心して使える

ハナオートDXを製造しているのは、これまで様々な業界で大手メーカーの製品開発や設計、完成品の製造を行ってきた経験豊富な医療機器メーカーなので、安心して使用することができます。

高い技術力が発揮され、ハナオートは一般医療機器としての認証も受けています。

さらに、敏感な鼻のケアを目的とした衛生用品であることから、安全に使用できる日本製品としての品質にも細心の注意を払い、開発に取り組んでいることがこの製品の強みといえます。

鼻うがいの効果を最大限に発揮させよう!

鼻うがい

今回は、鼻うがいのコツや鼻うがいの正しいやり方を紹介しました。

鼻うがいは、鼻の奥をしっかりと洗浄することができるので、風邪や花粉症の予防や症状の軽減が期待できます。

また、鼻うがいのコツを把握しておくことで、鼻うがいの効果を最大限に発揮させることにつながります。

鼻うがいにご興味のある方は、ぜひnicojaの電動鼻用洗浄器 「ハナオートDX」をチェックしてみてください。

ハナオート

記事監修者

日光精器株式会社 開発部執行役員 上村 明

日光精器株式会社
開発部執行役員 上村 明

低周波治療器や鼻うがい器の実践的な情報を選りすぐり掲載しました。具体的な使い方やメリットをわかりやすく紹介しています。
少しでもお悩みを解決するためのご参考になりますと幸いです。

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