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「歳寒松柏」~病に負けない体と心を~

秋も終わり、いよいよ本格的な冬となりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。この時期は厳しい寒さのせいか疲れも溜まりやすく、なんだか気持ちも滅入るようです。「病は気から」という言葉もありますが、高いモチベーションを保つことがおのずと体調管理にも繋がるため、何か一つでも「楽しみ」を用意するのも大切です。

その一つに、皆さんが心待ちにしている12月の大イベント、クリスマスが控えています。楽しげな雰囲気とクリスマスを待ち望むBGMがいたるところにあふれており、思わず笑みがこぼれるようです。皆さんも友人や家族とパーティをしたり、大切な人とイルミネーションを眺めたりと、楽しい計画を立てている方も多いのではないでしょうか。

2024年ももうすぐ終わりですが、今年の締めとともに、楽しい思い出を沢山作って下さいね。 さて、人ごみの増すこの年末。近年ではコロナウイルスが国内外問わず大流行し、多くのつらい痕跡を残しています。しかし、コロナウイルスが流行したことで、3密回避の徹底、手洗い・うがい・マスク着用など、世間ではこれら対策が習慣化されるようになりました。その結果として、コロナ以外にもある病気の対策となり、なんと子どもの発病率が2019年度が35万人に対し、翌年は3000人、翌々年は2000人と過去最低数に抑えられたと言います。

『インフルエンザ』

しかし、コロナウイルスが収束し始めた2022年から急激にインフルエンザの発病率が上昇、現在は再度意識の変換が必要とされています。また、特に今年はマイコプラズマ肺炎も流行し、のどの痛みと咳に悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

●インフルエンザ数

子供を中心に増加、直近5年のインフルエンザ患者動向調査

クリスマスに大晦日、元旦。年末年始にかけて楽しいイベントが続くこの時期に、インフルエンザで一人ベッドで咽び泣くのは防ぎたいものです。友人や家族など大切な人との時間を守るためにも、この記事を機会にしっかり対策していきましょう。

冬の流行り病「インフルエンザ」とは

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症です。例年、12月から3月が流行シーズンです。

  感染力は強く、感染した人の咳やくしゃみなどによってウイルスが飛び散り、それを吸い込むことによって感染が広がっていきます。ウイルスが付着したものをさわった手で、口や鼻の粘膜をさわることでも感染します。また、症状が出る前日から感染力を持つため、気づかないうちに感染を広げてしまう危険性があります。

また、皆さんはインフルエンザウイルスにいくつか種類があることをご存じですか?インフルエンザのウイルスはA型、B型、C型と大きく3種類に分けられます。ウイルスの型によって、発症の状況や経過は少なからず異なってきます。

[A型]

発熱や悪寒、のどの痛みなど、体への不調が強く出やすい型。また、ウイルスが次々に形を変えることも特徴です。 一般的にウイルスは一度感染すると、発症の原因となる抗原(ウイルス)に対して抗体ができ、次に同じ抗原が体に入ってきたときは抗体が働いて感染を防ぎます。しかし、A型の一部はどんどん形を変えていくため、獲得した抗体が機能しにくくなり、再び感染してしまうことがあります。

[B型]

近頃、毎年のように流行しているウイルスです。ただし、A型ほど変異しません。

[C型]

A型やB型に比べて症状および感染力が弱く、軽い症状で済むことが特徴です。また、C型に対する抗体をいったん獲得すると、それ以後、長期間感染しにくいともいわれています。 

現在、ヒトの間で流行しているのは、A(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型、B型の3種類です。これらのウイルスはさらにそれぞれの中で、毎年のように小さい変異を繰り返します。これらの型が同時期に流行することがあるため、同じシーズンの中でA型インフルエンザに2回かかったり、A型インフルエンザとB型インフルエンザにかかったりすることがあります。また、それぞれの細かい型に対する免疫反応(抵抗力)は少しずつ異なるので、人はインフルエンザウイルスの変異に追いつけず何回もインフルエンザにかかることがあります。

風邪とインフルエンザの違いについて

●風邪

一般的に様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。

●インフルエンザ

インフルエンザウイルスに感染することで起こる病気で、38℃以上の高熱、頭痛、関節痛、 筋肉痛など全身の症状が強いのが特徴で、併せてのどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。さらに、気管支炎、肺炎、子どもでは中耳炎、熱性けいれんなどを併発し、重症になることがあります。 

特に高齢者、呼吸器や心臓などに慢性の病気を持つ方は、インフルエンザそのものや、もともとの病気が悪化しやすく、死に至る原因となることもありますので、十分に注意する必要があります。

インフルエンザの対策

ここからは、インフルエンザに効果的とされる予防方法について記します。ウイルスに感染しない方法は、「感染する機会を減らす」ことと、「体調と環境を整える」ことです。特に乳幼児や高齢者は家族からの感染が多いため、一人ではなく、家族みんなで予防策を実行しましょう。

●ワクチン接種

インフルエンザワクチンは、インフルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限に留めることを目的としています。

ワクチンの効果は、年齢、本人の体調、免疫状況、そのシーズンの流行するウイルスのタイプの変化などによっても変わります。高齢者ではインフルエンザによる死亡を5分の1に、入院を約3分の1から2分の1にまで減少することが期待できるとされています。また、乳幼児のインフルエンザワクチンの有効性に関しては、報告によって多少幅がありますが、概ね20~60%の発病防止効果があったと報告されています。

ワクチンの効果が期待できるのは、接種後2週間から5カ月程度と考えられていますので、毎年流行シーズンの前までに接種することをお勧めします。

●手洗い、うがいの習慣化

手洗いはあらゆる感染症の予防に有効です。インフルエンザが流行しているときには、外出するたびに手、顔、衣服にウイルスが付着する可能性があります。外出から帰宅後、トイレの後、食事の前には、手洗いを忘れないように習慣化して予防しましょう。

●「咳エチケット」を心がける

咳、くしゃみなどの症状のあるときはマスクを着用し、「咳エチケット」を心がけましょう。

咳エチケット

咳やくしゃみを他の人に向けて発しないことを指します。できるだけマスクを着用し、とっさの咳やくしゃみの際は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆うようにしましょう。

●人ごみを避ける

コロナ流行時期は「三密回避」という言葉がよく報道されましたが、インフルエンザにも同様に言えます。繁華街やデパート、電車など、人の集まるところにはウイルスが溢れていますので、小さな子どもや高齢者などの外出は、できるだけ人ごみを避けるようにしましょう。

●適した湿度を保つ

空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。湿度は50~60%前後を目安に調節し、1時間に1回は窓を開けて新鮮な空気の入れ替えをしましょう。

●規則正しい生活リズム

冒頭にて「病は気から」という話をしましたが、体力がないとき、疲れているときはインフルエンザにかかりやすくなります。特に、流行の始まる年末年始は生活リズムが乱れがちです。規則正しい生活リズム、バランスのとれた食事、十分な休養を摂り、体力や抵抗力を高めましょう。

風邪予防におすすめなnicoja商品とは

では、ここからは予防におすすめのnicoja商品を2種ご紹介します。

一つ目は電動式鼻洗浄器「ハナオート」「ハナオートDX」です。

気温の低下や乾燥が著しく、ウイルスは勿論、病原体となる様々なアレルゲンや『ちり』が舞うこの時期。「鼻うがい」は、鼻の奥に入り込んだこれらアレルゲンや異物を洗い流すことができます。また、洗浄することで鼻の粘膜を湿らせておくことができ、鼻腔内の乾燥を防ぐことができます。

特にnicojaの鼻洗浄器ハナオート・ハナオートDXは、どちらも「電動式」となっております。鼻洗浄器は大きく「手動式」と「電動式」で分類されますが、「電動式」は連続噴射と水圧調整により安定した洗浄が可能です。ノズルを鼻に当ててスイッチを押すだけなので、初心者でも扱いやすいです。

ハナオート・ハナオートDXの違いは図の通りです。DXはロングノズルが追加され、より使用シーンの幅が広がりました。また、タンク容量もハナオートの190mlに対し2倍の380mlとなっているため、よりたっぷりと洗浄が可能です。

また、両製品にはソルトミントという生理食塩水を作るための粉末も付属されています。これを使うことで鼻に水が入った際のツーンとする痛みも無く、むしろミントによるさわやかでスッキリとした感覚を味わうことができます。

二つ目は家庭用超音波吸入器「のどモイスチャー」です。

商品名のとおり、のどを加湿・洗浄できる商品です。

のどをミストなどで直接潤すことで、飲み物を飲んだときやうがいしたときでは届かない、のどの奥にある「繊毛(せんもう)」と呼ばれる部分にアプローチし、体内に侵入してきた異物などを鼻水や痰に乗せて体外へ排出することができます。下記はイメージ動画です。

使い方としては、本体上部の蓋を開けて水道水を注ぎ、スイッチをスライドすると、細かいミストが瞬時に噴霧されます。とてもシンプルで使いやすい商品となっています。

外出先や帰宅後でも、乾燥によりのどに違和感を持ったときや、のどを酷使した後、様々なシーンでの活躍が可能でしょう。手のひらサイズで軽量なので、持ち運びもしやすく誰でもお手軽な喉ケアが可能な商品です。

終わりに

いかがでしたでしょうか。クリスマスや大晦日など楽しみな行事が続くこの年の瀬。インフルエンザ、その他病気を発症し、嫌な思い出のまま2024年を締めたくはないですね。これを機会に、ご紹介した鼻用洗浄器「ハナオート」「ハナオートDX」、家庭用超音波吸入器「のどモイスチャー」を試してみてはいかがでしょうか。商品の詳細、購入については、nicoja公式オンラインショップよりご確認できますので、気になった方は是非ご覧になって下さい。

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