花粉症とは?
花粉症について
花粉症とはいったいどんな病気なのでしょうか。

花粉症とは、スギやヒノキに代表される植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状(免疫反応)を起こす病気です。花粉症は季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。
花粉症を引き起こす花粉の種類
花粉症を引き起こす花粉は、日本では約60種類にも及ぶといわれています。
樹木から出る花粉だけでなく、草花から出る花粉も含まれており、また地域や季節によって飛散する花粉の種類が異なり、人によってアレルゲン(アレルギーの原因物質)となる花粉の種類も様々です。


アレルゲンとなるもっとも有名な花粉はスギの花粉です。
東北から九州まで広い範囲に存在し、日本中で最も多くの花粉を振りまいています。
ピークは2月中旬から4月下旬の約2か月間。花粉症の代名詞といえるほど強烈な症状を引き起こす樹木です。

スギ花粉が収まるころに出てくるのがヒノキです。
3月末から5月初旬に飛散のピークを迎えます。スギほどではありませんが、飛散量はかなり多く、スギ花粉と併発させている人も多い花粉です。
樹木に比べると飛散量は少ないものの、年間通じて花粉を撒き続けるのがイネです。
12月から1月以外はほぼ飛び続け、春から夏にかけて飛散量を増加させます。
そのほかにも秋口にはブタクサ、ヨモギといった草花の花粉飛散量が増加しています。
現在、日本人の約38.8%*がスギ花粉症だと報告されております。
*松原 篤ほか:鼻アレルギーの全国疫学調査2019(1998年.2008年との比較):速報-耳鼻咽喉科医およびその家族を対象として-. 日耳鼻 2020;123:485-490.
季節性アレルギー性鼻炎(=花粉症)
原因となる花粉の飛ぶ季節にだけ症状があります。
日本では、約60種類の植物が花粉症を引き起こすと報告されています。
主なアレルゲン
スギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、シラカンバなど。
症状
鼻の三大症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)だけでなく、目の症状(かゆみ、涙、充血など)を伴う場合が多く、その他にのどのかゆみ、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽい感じなどの症状が現れることがあります。
通年性アレルギー性鼻炎
最近、通年性アレルギー性鼻炎と花粉症の両方に悩む人や、複数の花粉に反応する人も増えており、ほぼ一年中くしゃみ・鼻水・鼻づまりや目のかゆみ・異物感に悩まされるという人も少なくありません。
様々なアレルギー物質が飛び交う中、外出から帰宅した際に鼻の奥にあるアレルゲンを洗い流せる鼻うがいがおすすめです。
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